歯周病と並んで歯を失う原因の大半を占めるものに虫歯があげられます。
当院では虫歯になる前の予防について力を入れておりますが、虫歯になりそのまま放っておくと徐々に虫歯は進行してしまいます。そのため早期治療をおすすめします。
当院では、虫歯を口腔内カメラで撮影し、モニターで患者様に見てもらっています。(口腔内カメラ)
また、虫歯がある際には部分もしくは全体のレントゲンも取らせていただき、裸眼の5倍みえる拡大鏡を使用して、きちんと治療してまいります。(デジタルレントゲン)
※当院では歯科治療が苦手な方のために笑気吸入鎮静法を行っていります。ご希望に方はご予約時にお申し付けください。(笑気吸入鎮静法)
★軽度の虫歯の場合
神経まで広がっていない虫歯の場合はその日のうちにレジン(白いプラスチック素材)で詰めれるようになりました。
前歯の横が欠けてしまったようなケースでもしっかりと詰めて審美性を取り戻せます。
★中度の虫歯の場合
神経は残せる大きい虫歯の場合には、虫歯を取り除いて型どりし、被せ物をします。
★重度の虫歯の場合
残念ながら虫歯が進行してしまい、大きくなると神経を取らないといけません。
神経をとると治療がおわるまでに1~2か月かかることがあります。
① 神経をとる。(麻酔について)
② 根っこの治療をする。(ラバーダム防湿)
※当院では精密根管治療の精度をあげるため、根管治療の際はラバーダムを使用します。また、根管治療の質をあげて治療時間と来院回数を減らせるような機器を導入しています。(x-smart plus)
③ 被せ物の型どり
※当院では被せ物の適合を上げる機材を導入しております。(スーパーらくねる・真空練和器)
※自費の方は光学印象が可能です。部位によっては保険の方も光学印象が適用になります。(光学印象)
④ 被せ物の装着
お口の上からゴム製のシートを被せ、治療する歯だけをシートの上に露出させて器具で固定し、唾液の侵入を防ぎ患部を湿気から守る処置のことです。当院では根管治療の成功率を上げるために基本的に使用させていただきます。
■目的
根管治療では唾液とともにお口の中の細菌が根管内に入って再感染を防ぐことが重要になります。
大臼歯などの治療の際は、唾液が入りやすいのでラバーダムの使用は治療の精度を上げるために有効な方法です。
※器具で固定させるため、治療中はお口を閉じたりうがいをすることができません。
基本的には小さなレントゲン写真を撮影させていただき、取れてしまった部位を診査した上で外れてしまった物が再装着可能かどうか判断させていただきます。
※取れてしまった銀歯、白い歯や詰め物等はできる限り、ご持参ください。
それぞれお仕事や帰省等で通院が限られる場合があると思います。それに合わせた最善の治療を提案させていただきますので、お気軽にお申し付けください。
かぶせものが外れて合わない場合、根っこの治療が必要となった場合や、前歯のかぶせの変色が気になりやり直す場合などに被せ物を外して、仮歯を入れていく場合があります。
仮歯は見た目を保つだけでなく、横の歯が動くことを防ぎ、歯肉が根っこの周りを覆ってくるのを防ぐ大切な役目も担っております。また、前歯であれば、形をみていただいたり、奥歯であれば食べカスが入りこまないかを経過みていただきます。
あくまで仮の歯ですので、最終的には外して本歯を入れるのを前提にしております。硬いものを咬むと外れやすいですし、割れることもあります。基本的に外すことを前提にしたセメントを使用しておりますので、何ヶ月ももつというものではありません。
ただし、仕事等で急に来院間隔があくこともあると思います。そういった場合も対応させていただきますのでお気軽にお申し付けください。