松山市 いのうえ歯科

治療案内 ~歯がなくなったら~

⇒ 欠損補綴 ⇒ インプラント ⇒ 歯牙移植 ⇒ ブリッジ ⇒ 入れ歯(義歯)

欠損補綴

欠損補綴虫歯、歯周炎等により不運にも抜歯となってしまった場合、口腔内全体を考え欠損部位に何か入れることをおすすめしています。時間等の都合で何も入れたくないという方もいらっしゃると思います。当院では、患者様の口腔内の状態に応じて補綴計画を提案させていただきます。インプラントができないからブリッジとかではなく、咬合の状態・残存歯の状態・全身的な健康状態等、個々の患者様に合わせた提案をさせていただきます。患者様に何でも気軽にお話ししただけるのを最大の目標としております。患者様に納得していただきベストな選択ができるよう努めてます。

どのようなものがあるか以下に述べます。

インプラント

当院では、全身状態、口腔内の状態等を診査させていただき、またCTを撮影させていただいた上で、インプラントが最適と判断した場合に提案させていただきます。

インプラントはうって終わりではありません。その後、少なくとも3か月おきにメンテナンスをさせていただく必要があります。

歯牙移植

当院では歯を早期に失ってしまった方への欠損補綴の方法の一つとして、歯牙移植を提案させていただいております。これは、主に自分の親知らずを抜歯して欠損部位へ移植するというものです。

しかし、だれでもどんな症例でも可能というわけではなく、症例が限られるのが現実です。

以下に適応・非適応の一例を述べます。

適応

  • 治癒・回復力を考え45歳くらいまでが目安
  • CTにより骨の密度が十分ある
  • 親知らずが健康な歯である
  • 親知らずが比較的垂直に萌出しており分割(割る)せず抜歯が可能であること

非適応

  • 糖尿病、骨粗ショウ症etc

ブリッジ

歯がなくなった場合の方法の一つとして当院ではブリッジ(Br)という方法を提案しております。これは、失った歯の前後の歯を土台としてかけ歯のようにします。当院では、極力健康な歯を削らないことをこころがけています。前後の歯の状態を考え、可能な範囲で提案させていただきます。

以下に義歯(入れ歯)とインプラントと比較してみます。

比較対象 長所 短所
入れ歯との比較
  • 固定式なので違和感が少ない
  • 審美性がよい
  • 前後の歯の切削量が大きくなる場合がある
  • 比較的少数歯にしか適応とならない
インプラントとの比較
  • 保険適応となるため安価
  • 比較的短期間で完了する
  • 前後の歯を切削しなければならない
  • 違和感が大きい
  • 清掃性に劣る
  • 審美性が悪いことある

入れ歯(義歯)

歯がなくなった場合の方法の一つとして、入れ歯(義歯)があります。入れ歯とは、歯がなくなった部位にレジンと呼ばれる素材でできた人工物をいれます。紹介しました、ブリッジやインプラントとは異なり、ご自分で取り外しが可能です。

当院では、入れ歯を希望もしくは少しでも考えられる患者様には、どのような入れ歯を望むのかアンケートをとらせていただいております。以前、入れ歯を装着していて、柔らかい材料や硬い材料で裏打ち処置を経験された方や、厚みの希望がある方はいらっしゃると思います。少しでも希望がかなうよう、保険・自費にて幅広い入れ歯の提案をさせていただいております。実際にお口の中を拝見させていただき、患者様の希望と合わせて最善の入れ歯を提案させていただきたいと思います。

以下に一般的なブリッジとインプラントとの比較を書いてみます。

比較対象 長所 短所
ブリッジとの比較
  • 広範囲の欠損症例に対応できる
  • 可徹式:食後洗浄が可能
  • 前後の歯を削らなくてよい。もしくは削る量が少ない
  • 気持ち悪い。発音しにくい場合あり
  • 慣れるのに時間かかる
  • 審美性に劣る場合がある
インプラントとの比較
  • 安価
  • 外科的侵襲なし
  • 治療期間が短い
  • 前後の歯にひっかけるため、前後の歯に負担大きい
  • 違和感おおきい
  • 審美性に劣る場合ある

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